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南米ウィローモスを巻いた溶岩石

アクアリウム用のレイアウト素材の石である溶岩石。

水槽のレイアウト素材としては、ポピュラーな素材です。

レイアウト素材である石は、水槽内に入れると水の硬度を上昇させたりと多少なりとも水質に影響を与える事が多いです。

 

ただ、その石の種類によってはあまり水質(pHや硬度など)に影響を与えない石もあります。

そこで、石の中でも活着素材としても使われる事の多い溶岩石が水槽の水質にどれ位影響を与えるか検証してみました。

 

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レイアウト素材である溶岩石

様々な溶岩石がショップ等で販売されています。

色合いや形などで、販売名称が異なっています。
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こちらはチャームで富士ノ溶岩石iconとして販売されている溶岩石です。赤味を帯びた色合いが特徴の溶岩石で少し角が取れた形の物が多いです。

 

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こちらもチャームで国産浅間溶岩石iconとして販売されている溶岩石です。先程の溶岩石と異なり、こちら黒味を帯びています。

また、こちらの溶岩石も角が取れた物が多いです。

今回の検証に用いた溶岩石は、この国産浅間溶岩石iconの方です。

 

溶岩石の水質への影響の検証

水道水の水質測定

水道水の水質測定

まずは、検証する前に溶岩石を入れる水である水道水の水質測定をしました。

測定結果

  • pH7.0
  • KH(炭酸塩硬度) 2.0dH
  • GH(総硬度) 2.0dH
  • 導電率 67ppm

となっていました。

水質の事に関しては、下記記事を参照して下さい。

アクアリウムにおける水質に関する基礎知識!
水槽の水質の状態を知っておいた方がいい項目として、pH・アンモニア・亜硝酸・硝酸など多くの判断項目があります。 水槽を立ち上げたばかりの時の水質と、水が出来上がってき

 

バケツへ溶岩石を漬け置く

溶岩石が水質にどれ位影響を与えるか

水道水が5L入ったバケツに溶岩石を投入しました。

溶岩石の特徴である多孔性から、バケツに入れた途端溶岩石から空気が出だしました。

体積的には、バケツの目盛りが5.5L辺りを指しているので0.5L位でしょうか。

 

そして、この状態で光が当たりにくい場所で1週間漬け込んでその水質がどのように変化したのかを測定しました。

 

1週間後の水質の変化を測定

溶岩石がpHを変化

まず1週間後のpHは7.0を指していました。

蛇口を捻って出てきたばかりの水道水には二酸化炭素が多く含まれているはずなので、測定スタート時点の水道水をしばらく置いてからpH測定した方がよかったかもしれません。

ただ、1週間後にpHが0.7上昇してるのは間違いないです。

 

溶岩石が水質のKH・GHをどれ位変化させるか

次にKH(炭酸塩硬度)とGH(総硬度)を測定しました。

測定結果は

  • KH(炭酸塩硬度) 2.0dH
  • GH(総硬度) 2.5dH

となっています。

 

KH(炭酸塩硬度)に関しては変化は見られませんでしたが、GH(総硬度)に関しては0.5上昇していました。

 

溶岩石が水の導電率に与える影響

最後に導電率を測定しました。

1週間後の導電率は、86ppmとなっていました。

1週間前が67ppmだったので、19ppm上昇しています。

 

この導電率が上昇した分が、GH(総硬度)が上昇した分でしょう。

 

1週間のpH変化

日数 pH値
1日目 7.0
2日目 7.3 いきなり変化
3日目 7.5
4日目 7.6
5日目 7.6
6日目 7.7
7日目 7.7
8日目 7.7 7.7でpHが安定

このような形で1週間でpH値が変化していきました。

※すべての溶岩石がこのような結果になるとは限りません。

※他の溶岩石だともっと水質に影響を与える可能性もあります。

 

まとめ

今回、水槽のレイアウト素材として良く使われる溶岩石が水質にどれ位影響を与えるのかを測定してみました。

今回測定に使用した溶岩石は、チャームで販売されている国産浅間溶岩石iconです。

1週間でpHが0.7上昇し、KH(炭酸塩硬度)は変化せずGH(総硬度)が0.5上昇しました。

 

この程度の影響なら、そこまで神経質になる事なく水槽のレイアウト素材として活用出来るでしょう。

多孔質な事から多くのバクテリアの定着なども期待できるので、水槽水の浄化作用も期待出来る溶岩石。

今回の結果は参考程度に、実際に使用するさいには念のためどれ位水質に影響を与えるか測定した方がいいかもしれません。

 

それではノシ

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