カーペットパールグラスという名の水草。
なかなか聞き慣れない水草の名前ですが、アクアリウムメーカーのJUNより販売されているプレミアムシード「水草の種」の種類で、販売当初はキューバパールグラスとして販売されていましたが、日本で現在販売されているキューバパールグラスとは育成環境が若干異なるとの事で、混乱を避ける為に「キューバパールグラス」から「カーペットパールグラス」という名称で販売されるようになった水草です。
2016年12月23日に試しにこのカーペットパールグラスの種を撒いてみましたが、驚く程の生長速度でビックリさせられました。
そんな、水草の種撒きからカーペットパールグラスが水上で発芽し、生長し始めた10日目です。
カーペットパールグラス種撒き当日
2016/12/23にキューバパールグラスカーペットパールグラスの種をペットボトルにソイルを入れて種を撒きました。
画像の赤い四角で囲った部分には、ソイルの上に種を撒いた状態です。また、実際には画像上の「キューバパールグラスの種」と書いてある部分のソイルの中にも種を撒いて、ソイルを被せています。
ソイルの粒の大きさにして、1~2粒程度を種の上に被せている位なのでソイル深くに種を撒いている状態ではありませんが、水の中に浸かっている状態からも発芽して生長するのかを試してみました。
種撒きから3日後に発芽
2016/12/27
カーペットパールグラスの種を撒いてから3日後には発芽しました。
直径1mmにも満たない茶色っぽい水草の種が緑色に変化しだしました。
ソイルの中に埋めていた種も発芽していますが、ソイルに水を入れた時にソイルとソイルの隙間から浮いてしまったのでしょう。
最適な発芽温度は25℃~となっていましたが、この水上葉育成水槽は20~23℃でしたがしっかりと発芽してくれました。
そして、ここからの生長速度が速いです。
日々生長していくのが分かります。
種から発芽後1日目(種撒きから4日目)
2016/12/28
発芽して翌日には、もうしっかりした葉の形が見えてきました。
ソイルに埋めた部分も結構な数の種が発芽して生長をし始めました。
ソイルの粒の大きさと比べると、葉の大きさがとても小さい事がわかるかと。
種から発芽後3日目(種撒きから6日目)
2016/12/30
画像の色味が変わっています。この日に小型水槽用LED照明のFLEXI miniからADAのアクアスカイ301に照明器具を変更しました。
ADAのアクアスカイ301は黄色が強く見えて自分としては余り好きな方ではないですが、さらにもう一つ水上葉育成水槽を立ち上げる為にFLEXI miniはそっちの水槽に。
そして、カーペットパールグラスは完全に葉の形が分かる状態に生長。
カーペットパールグラスの種を撒いてから約1週間でここまで生長しました。
もっと多く種を撒いていたら、この時点でソイル面を覆う位になっていたのかもしれませんね。
種から発芽後6日目(種撒きから10日目)
2017/1/2
種から発芽後6日目でさらにカーペットパールグラスの葉が大きくなってきました。
また、少し縦方向に伸びてきています。
ちょっと分かりにくい画像ですが、根もソイル中に伸ばし始めました。
もう少し時間を掛けたら、しっかりとソイル中に根付いてくれるでしょう。
水上葉育成水槽データ
水槽サイズ | 30cmキューブ |
照明 | FLEXI miniから現在アクアスカイ301 17:00~25:00の8時間点灯 |
温度 | ピタリ適温プラス2号で20~23℃をキープ |
加湿 | 毎日1回霧吹き |
ソイル | プラチナソイル ノーマル |
まとめ
カーペットパールグラスの種を撒いてから3日で発芽し、それから約1週間でしっかりとした葉に生長してきました。
もう少し時間を掛けてソイルにしっかりと根付いたら、このペットボトルのまま水槽に入れてみたいと考えています。
種撒きからたった、10日程度でここまで生長してくれれば、水草レイアウトにもかなり生かせそうですね。
これからさらにどの様に生長していくのか、とても楽しみです。
次回記事 カーペットパールグラスを水上育成してから約90日目までの記録!そして、水中へ沈めてみた!それではノシ
コメント
カーペットパールグラスですが、水中移行後もうまく育つのでしょうか。教えてください。
>田中さんへ
コメントありがとうございます。
今現在も水中に入れてないので、はっきりとした事は言えませんが、現在の育成環境(湿度がかなり高い状態)で育成だと葉の見た目自体もこの記事内の葉と違って、さらに大きく生長してきています。
もう少ししたら、水中に沈めようと考えています。