水草水槽をする上でpHやKHを引き下げ弱酸性の軟水環境を作る吸着系ソイルとして有名なプラチナソイル。
プラチナソイルには色がブラックとブラウンがありますが、ブラックがpH5.14の弱酸性・ブラウンがpH6.06の中性となっています。
今回はプラチナソイルブラックのパウダータイプが使用してから1ヶ月後にどれ位水槽のpHに変化をもたらすかの測定をします。
水道水のpHは7.2~7.4の間です。
プラチナソイルのみの水槽
プラチナソイルブラック パウダータイプのみを敷いた30cm水槽です。
CO2無添加。生体はレッドビーシュリンプ10匹・ミナミヌマエビ1匹・オトシンクルス1匹の少なめです。
敷き始めのプラチナソイルのpH
pHは6.2を指しています。
はい、バッチリ水槽の水質を弱酸性に傾けてくれています。当然、これぐらいは十分下がってくれないと困ります。
プラチナソイルブラックですから。
1ヶ月後のプラチナソイルのpH
pHは6.4を指しています。
じゅうぶん水槽の水質は弱酸性ですね。1ヶ月でpHが6.2から6.4と0.2上がりましたが水槽の水質を弱酸性にする効果は持続しています。
pH0.2なら何らかの水質の変化で変わる範囲なので、敷き始めて1ヶ月経過してもプラチナソイルの弱酸性効果は持続する事が分かりました。
田砂・プラチナソイル半分の水槽
この60cm水槽には、プラチナソイルブラック パウダーが田砂が同量程度使われています。
CO2無添加の水槽です。水槽サイズに対して生体は少なめでしょうか。
敷き始めの田砂・プラチナソイル水槽のpH
pHは7.1を指しています。おもいっきり、中性です。
水道水がpH7.2~7.4位ですので若干下げるというよりも殆ど変化無しですね。
1ヶ月後の田砂・プラチナソイル水槽のpH
ちょっと見づらいですが、pHは7.0を指しています。
プラチナソイルを敷き始めてから1ヶ月で水槽の水質がpHが7.1から7.0で0.1下がっています。プラチナソイルの弱酸性効果は1ヶ月たっても持続している事が分かりました。
プラチナソイルブラックの1ヶ月後のpH弱酸性効果のまとめ
2つの水槽で敷き始めと1ヶ月後のpHを測定してみましたが、プラチナソイルの弱酸性効果は十分に持続されていました。
自分はソイルはこのプラチナソイルブラックを殆ど使っています。
pHやKHを引き下げ弱酸性の軟水環境を作る吸着系ソイルとして有名なだけはあります。
まあ、1ヶ月で弱酸性効果が切れてしまったらこのプラチナソイルを使う意味はないのでしょうけど。
2ヶ月・3ヶ月と計測していって、どのタイミングで弱酸性効果が無くなってくるのかレポートしてみたいと思います。
(追記 2015/3/12)
次回記事 プラチナソイルブラック 2ヶ月目のpH弱酸性効果を検証
それでわノシ
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