アクロが発売しチャームで販売されている水草育成向けのLED照明、TRIANGLE LED GROW300。
水草水槽用の照明として使用してみましたが、しっかりと水草が生長してくれます。
TRIANGLE LED GROW300を使って二酸化炭素(CO2)をしっかりと管理して添加していくと、水草から多くの気泡が出てくるところを眺めることが出来ます。
そんな、30cm水槽用水草育成向けLED照明であるアクロオリジナル「TRIANGLE LED GROW300」のレビューなどです。
TRIANGLE LED GROW300のレビュー
水草育成を目的に開発されたLEDで、特に「赤の波長が必要な水草」に対応した上級者向けモデルです。
TRIANGLE LED GROW300の仕様
全光束 | 1,000lm(1,000lm×1モジュール) |
色温度 | 7,200K |
平均演色性 | Ra93 |
消費電力 | 9.8W |
発光角度 | 記載無し(120°だと思います) |
製品寿命 | 記載無し |
本体サイズ | 約幅26.2cm×奥行き9.5cm×高さ5cm |
発光効率 | 約102lm/W |
本体重量 | 約0.61kg |
照度 | LED照明本体直下 —-lx(実測値)未実測 |
特長 | 水草育成を目的に開発されたLEDで、660nm付近の赤の波長が含まれており、全光束も1,000lmと非常に高いです。 |
電気代 | 1日当たり約1.9円(1日8時間使用、1kWh=25円の場合) 1ヵ月当たり約60.7円(1ヵ月30日計算) |
※ガラス厚12cmまでのフレームレス水槽に対応しています。
TRIANGLE LED GROW300の付属品等
まず、「TRIANGLE LED GROW300」が納められているパッケージは、一切の無駄を省いているような無地の箱に入っています。
付属品は、ガラス蓋対応ライトリフト2個(現在、以前はガラス蓋に対応していないライトリフトでした)・吊り下げ金具付ワイヤー200cm×2個です。
また、「TRIANGLE LED GROW300」の簡易的な取扱説明書が1枚と本体という、徹底的にコストカットしているのが分かります。
「TRIANGLE LED GROW300」本体から直接電源コードが伸びており、その長さは150cmとなっています。
30cm水槽にライトリフトを使用して設置するなら、この電源コードの長さでも十分ですが、「TRIANGLE LED GROW300」の水槽設置状況によっては電源コードの長さが足らない場合があるかもしれません。
ただ、電源コードにACアダプタが無いので、水槽周りで煩雑になりがちな電源周りをスッキリさせてくれる事に一役買っています。
電源のON・OFFスイッチは本体側面に付いているので、手動で照明の入・切りをしたい場合などでも簡単に出来ます。
搭載しているLEDチップは、白7個・赤2個・緑1個・青1個の構成で、合計11個となっています。
TRIANGLE LED GROW300を他のLED照明と比べてみた感想
アクロの「TRIANGLE LED GROW300」を30cm水槽に設置したみたら、本体が三角形になっているので最近他メーカーから販売されているLED照明等と比べると高さがあるため少し存在感を感じます。
ただし、三角形の形状はLED照明内のLED基盤が持つ熱を効率良く放熱するためみたいで、水槽周りで邪魔になるACアダプタが無いので、逆に水槽周りはスッキリと配線出来ます。
「TRIANGLE LED GROW300」を点灯させるとLED照明本体が熱くなりますが、触っていられない程熱いというわけではありません。
吊り下げ金具付ワイヤーも付属しているので、別途販売されているTRAIANGLE用ライトスタンドを使用すると、開放感に溢れたオープンスタイルのアクアリウムが楽しめます。
耐荷重:8kg(両端近くに吊り下げる場合)
色温度が7,200Kなので、LED照明の光具合は白と言うより少し黄色味が強い印象ですが、演色性がRa93と高いため水草の色味は綺麗に観えます。
30cm水槽用LED照明としては光量も多く、水草育成のために赤色のLEDチップが搭載されているからなのか、水草がしっかりと光合成をして気泡を出す姿を見る事が出来ます。
この「TRIANGLE LED GROW300」本体1灯で、前景草のニューラージパールグラスも絨毯化したりする程です。
また、発光効率も1W当り約102lmもあり、30cm規格水槽での水草水槽をする場合はこの「TRIANGLE LED GROW300」1灯で十分。
販売価格も今は安定しており(5,000円前後)大きな販売価格の上下も無く、他メーカーのLED照明と比べても、非常に省エネに優れている水草育成向けのLED照明と言えます。
「TRIANGLE LED GROW300」は30cm幅の水槽に対応したLED照明ですが、他に45cm・60cm・90cm・120cm用とサイズ別に販売されているので、水槽サイズに合わせて購入しやすいのもオススメな点です。
敢えてデメリットをあげるなら、三角形の独特の見た目に好みが分かれるところでしょうか。
後、水草がしっかりと生長する程の光量ということで、しっかりと水槽管理をしないとあっという間に水槽内がコケまみれになってしまうことでしょうw
30cm水槽で水草水槽用のLED照明の中では、1番にコストパフォーマンスに優れたいい商品。
ですが、この「TRIANGLE LED GROW300」を使うなら最初から大量の水草を植えておくか、水槽水質をしっかりと水槽管理をしないと、水槽内がコケまみれになってしまう程の光量を持っています。
TRIANGLE LED GROW300のレビューまとめ
水草育成を目的に開発されたLEDで、特に「赤の波長が必要な水草」に対応した上級者向けモデルです。
1灯で1,000lmの光量があり、30cm規格水槽に設置した場合には大抵の水草を育成するLED照明の「TRIANGLE LED GROW300」。赤の波長も含んでいることから、水草育成には非常に有利になり、発光効率も高いです。
また、市販されている30cm水槽用LED照明の中でも省エネにも優れているので、もし、30cm水槽で水草育成を考えている方には是非ともオススメしたいLED照明になります。
ただし、この「TRIANGLE LED GROW300」を使用する場合は、光量が非常に高いのでコケ対策も考えながら、最初から水草を大量に植栽することをオススメします。
最終更新日:2023/01/17
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