アクアリウムメーカーのテトラ社から販売されている、60cm水槽に最適な外部フィルター「テトラバリューエックスパワーフィルターVX-75」の使用感などをまとめてみました。
もう5年以上この外部式フィルターを使用していますが、他メーカーが販売している外部フィルターと比較しても非常にコスパに優れている外部式フィルターと言えます。
初めからろ材も付属しているので、別途ろ材を用意する必要も無いので、初めて外部フィルターを使用する人にもオススメ出来ます。
水槽用外部式フィルター バリューEXフィルターVX-75のレビュー
適合水槽60cm~90cm(約水量60~150L)。
バリューEXフィルターVX-75製品データ
製品名 | テトラ バリューエックスパワーフィルターVX-75 |
本体寸法 | 幅210mm×奥行210mm×高さ340mm |
定格電圧 | 100v |
定格周波数 | 50/60Hz共用 |
定格消費電力 | 9/11W |
適合水槽 | 60~90cm(水量60~150L、淡水・海水用) |
流量(毎時) | 660L/780L |
最大揚程 | 1.5m |
ろ過槽容量 | 5.8L |
ろ材コンテンナ | 1L×3個 |
付属ホース | 内径12mm/外径16mm、約1.5m×2本 |
付属ろ材内容 | ・VXウールマット ・VXブラックスポンジ2枚 ・VXアンモニアダウン ・セラミックカーボン ・バイオグラスリング |
1ヶ月の電気代 | 約142.6円/約174.2円※1kw=22円計算 |
バリューEXフィルターVX-75の付属製品をセットした水槽
付属の吸水・排水パイプが黒いので、水槽内で少し目立つかもしれません。水槽背面に黒のバックスクリーンを貼ると、ほとんど吸水・排水パイプが目立たなくなります。
吸水ストレーナーにはスポンジが付属していないので、稚エビや稚魚などがいる場合は吸い込み防止の為、別途スポンジを購入して取り付けた方がいいでしょう。
破損、劣化したときの交換用や、予備として持っておくのもよいでしょう。
バリューEXフィルターVX-75の使用感
写真の様に、ろ材コンテナが3個付属しています。このろ材コンテナに、付属のリングろ材やスポンジろ材などをセットしていきます。
他に好みのろ材があれば、それをセットしてもいいですよ。
自分は、下段にスポンジろ材→リングろ材1L、中段に別購入のリングろ材1L、上段にパワーハウス社のリングろ材1Lという構成で使用しています。
ウールマットは除いているので、ほぼ生物ろ過という構成です。
吸水ストレーナーにスポンジを取り付けず使用する場合は、飼育水中のゴミ(餌の食べ残しや水草などの枯葉など)が吸い込まれやすくなります。
その影響でフィルター内部にスラッジ(汚泥)が溜まりやすくなることは、覚えておいた方がいいです。
今現在(5年以上)、この製品を2台使用していますが、水漏れ等は起こっていません。
稼動音についてですが、ほぼ気にならないレベルの音です。
フィルターを掃除した後、呼び水する際に空気がフィルター内に入ってしまった場合にプシャーって音がしますが、しばらくしたら空気が抜けて音がしなくなります。
どうしても空気が抜けない場合、少しフィルター本体を揺すると空気が抜けていきます。
強い水流を嫌う熱帯魚などを飼っている場合など、流量を調節出来るレバーが付いているのが何気に便利です。
あまりにも流量を絞りすぎるとフィルター本体に負荷が掛かりすぎて、内蔵ポンプがダメージを受けるかもしれませんが。
あと、本体とホースの接続部分が取り外せるので、フィルターを掃除をする時は楽にホースを取り外してフィルターを掃除出来ます。
また、ホースの接続部分が回転するので好みの方向に向けて配管する事が出来ます。この機能があると水槽台内でパイプを取り回す時に結構役立ちます。
フィルター掃除後に本体を閉める際に、蓋を押し込むのに少し力がいります。
あと、ホースユニットを取り付ける際に、本体側のツメをずらして固定するのですが、ホースユニットがきちんと押し込めない場合があるので注意。
水槽用フィルターの役目
水槽用フィルターには、色々な役目があります。使用するフィルターの種類によって、同じろ過でも目的や効果が違ってきます。
詳しくは、下記記事を参考にして下さい。
バリューエックスパワーフィルターVX-75を使うメリット・デメリット
もう5年以上はこのVX-75を複数台使っていますが、これまでこのフィルターを使用してきた中でのメリットです。
もちろん、「バリューエックスパワーフィルターVX-75」を使う上でのデメリットもあります。
このようにデメリットの部分に挙げた物が、大して問題無いならば「バリューエックスパワーフィルターVX-75」はオススメ出来る外部式フィルターです。
まとめ:VX-75は60cm水槽用フィルターでコスパに優れている
適合水槽60cm~90cm(約水量60~150L)。
ろ過材を入れる容量が3Lあり、コンテナで分かれているので、ろ材コンテナ事に自分の好みのろ過材を入れるなど色々ろ材を入れ替えたりするのも簡単に出来ます。
稼動音もほとんど気にならない音です。簡単に流量調節付きホースユニットが取り外せるので、外部フィルターのメンテナンスをする時も、楽にメンテナンス出来ます。
実売価格5,000~7,000円程度で購入出来れば、コストパフォーマンスに優れた60cm水槽用の外部フィルターになるのではないでしょうか。
関連記事 「水槽用フィルター・ろ過器の種類・特徴・目的別の選び方!」
更新日:2021/12/28
コメント
こんにちは、ブラックコーヒーさん、テトラの外部フィルター参考になりました、VX-75=五千円以内で購入は、安いですね〜外部フィルターGEX-6090と同じレベルですよね〜迷った時期有りましたね〜結局のところGEX-2045買いました〜いま、上部フィルターを検討中です。
>アブジジ さんへ
こんばんは、ブラックコーヒーです。
記事が参考になったみたいで、とても良かったです。
最近では、VX-75が5,000円以内で購入出来ない事が多いですが、もし、5,000円を切っていたらフィルターパーツのストックのためにも再度購入したい所です。
>いま、上部フィルターを検討中です。
特に生体メインの水槽であれば、上部フィルターがメンテナンスやエアレーションなどの面などから考えてもいいですよね。
自分の場合、水草水槽がメインなので上部フィルターを選択出来ませんが、生体メインの水槽を立ち上げる機会があればまた、上部フィルターを設定してみたいところです。
もし、上部フィルターを購入してこのフィルターのこんな所がいいよっていうところがあれば教えて下さい!