テトラVX-75外部フィルターのレビュー!60cm水槽に最適なコストパフォーマンスに優れたろ過器

テトラバリューエックスパワーフィルターVX-75 器具・ツール
この記事は約6分で読めます。

アクアリウムメーカーのテトラ社から販売されている、60cm水槽に最適な外部フィルター「テトラバリューエックスパワーフィルターVX-75」の使用感などをまとめてみました。

もう5年以上この外部式フィルターを使用していますが、他メーカーが販売している外部フィルターと比較しても非常にコスパに優れている外部式フィルターと言えます。

初めからろ材も付属しているので、別途ろ材を用意する必要も無いので、初めて外部フィルターを使用する人にもオススメ出来ます。

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水槽用外部式フィルター バリューEXフィルターVX-75のレビュー

テトラ (Tetra)
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シンプル設計で安定した吸排水を実現。お手入れも簡単なイージーメンテナンス。
適合水槽60cm~90cm(約水量60~150L)。

バリューEXフィルターVX-75製品データ

製品名テトラ バリューエックスパワーフィルターVX-75
本体寸法幅210mm×奥行210mm×高さ340mm
定格電圧100v
定格周波数50/60Hz共用
定格消費電力9/11W
適合水槽60~90cm(水量60~150L、淡水・海水用)
流量(毎時)660L/780L
最大揚程1.5m
ろ過槽容量5.8L
ろ材コンテンナ1L×3個
付属ホース内径12mm/外径16mm、約1.5m×2本
付属ろ材内容・VXウールマット
・VXブラックスポンジ2枚
・VXアンモニアダウン
・セラミックカーボン
・バイオグラスリング
1ヶ月の電気代約142.6円/約174.2円※1kw=22円計算
▲メーカー公式サイト:テトラ VX-75

バリューEXフィルターVX-75の付属製品をセットした水槽

60cm水槽

付属の吸水・排水パイプが黒いので、水槽内で少し目立つかもしれません。水槽背面に黒のバックスクリーンを貼ると、ほとんど吸水・排水パイプが目立たなくなります。

吸水ストレーナーにはスポンジが付属していないので、稚エビや稚魚などがいる場合は吸い込み防止の為、別途スポンジを購入して取り付けた方がいいでしょう。

テトラ (Tetra)
テトラ P-1、P-2フィルター用交換パーツです。
破損、劣化したときの交換用や、予備として持っておくのもよいでしょう。

バリューEXフィルターVX-75の使用感

バリューEXフィルターVX-75

写真の様に、ろ材コンテナが3個付属しています。このろ材コンテナに、付属のリングろ材やスポンジろ材などをセットしていきます。

他に好みのろ材があれば、それをセットしてもいいですよ。

自分は、下段にスポンジろ材→リングろ材1L、中段に別購入のリングろ材1L、上段にパワーハウス社のリングろ材1Lという構成で使用しています。

ウールマットは除いているので、ほぼ生物ろ過という構成です。

吸水ストレーナーにスポンジを取り付けず使用する場合は、飼育水中のゴミ(餌の食べ残しや水草などの枯葉など)が吸い込まれやすくなります。

その影響でフィルター内部にスラッジ(汚泥)が溜まりやすくなることは、覚えておいた方がいいです。

今現在(5年以上)、この製品を2台使用していますが、水漏れ等は起こっていません。

稼動音についてですが、ほぼ気にならないレベルの音です。

フィルターを掃除した後、呼び水する際に空気がフィルター内に入ってしまった場合にプシャーって音がしますが、しばらくしたら空気が抜けて音がしなくなります。

どうしても空気が抜けない場合、少しフィルター本体を揺すると空気が抜けていきます。

強い水流を嫌う熱帯魚などを飼っている場合など、流量を調節出来るレバーが付いているのが何気に便利です。

あまりにも流量を絞りすぎるとフィルター本体に負荷が掛かりすぎて、内蔵ポンプがダメージを受けるかもしれませんが。

あと、本体とホースの接続部分が取り外せるので、フィルターを掃除をする時は楽にホースを取り外してフィルターを掃除出来ます。

また、ホースの接続部分が回転するので好みの方向に向けて配管する事が出来ます。この機能があると水槽台内でパイプを取り回す時に結構役立ちます。

フィルター掃除後に本体を閉める際に、蓋を押し込むのに少し力がいります。

あと、ホースユニットを取り付ける際に、本体側のツメをずらして固定するのですが、ホースユニットがきちんと押し込めない場合があるので注意。

水槽用フィルターの役目

水槽用フィルターには、色々な役目があります。使用するフィルターの種類によって、同じろ過でも目的や効果が違ってきます。

詳しくは、下記記事を参考にして下さい。

バリューエックスパワーフィルターVX-75を使うメリット・デメリット

もう5年以上はこのVX-75を複数台使っていますが、これまでこのフィルターを使用してきた中でのメリットです。

VX-75を使うメリット
  • ろ材容量が他メーカの同等品と比べて大きい。
  • 最初からろ材(ウールマット・ブラックスポンジ2枚・アンモニアダウン・セラミックカーボン・バイオグラスリング)がセットになっているので、別途ろ材を買う必要が無い。
  • ホースユニットが接続されているので、フィルター本体とホースを簡単に取り外せる。
  • 上記理由から、フィルターのメンテナンスがしやすい。
  • 稼働音が静か(フィルター内に空気が溜まっている状態だとカラカラと音がしますが、揺すってフィルターから空気を抜いてあげるとかなり音は静かになります)
  • ホースユニットに流量調節レバーが付いているので、流量調整が可能。
  • 今現在、他社の同等品に比べて価格が安いのでコスパに優れている。
  • パーツ単位でも販売されているので、保守部品を入手しやすい。

もちろん、「バリューエックスパワーフィルターVX-75」を使う上でのデメリットもあります。

VX-75を使うデメリット
  • フィルター内掃除をした後の取り付けが少し面倒(フィルター内に水を送るのが)
  • ろ材コンテナを積み上げる時、コンテナがずれているとフィルターの蓋がしまらない。
  • 排水パイプのシャワー穴が小さいので、勢い良く排水されてくるので水流を排水パイプで弱めたい場合には、穴を大きくするような加工が必要になる。

このようにデメリットの部分に挙げた物が、大して問題無いならば「バリューエックスパワーフィルターVX-75」はオススメ出来る外部式フィルターです。

まとめ:VX-75は60cm水槽用フィルターでコスパに優れている

テトラ (Tetra)
¥9,000 (2024/12/10 23:51:45時点 Amazon調べ-詳細)
シンプル設計で安定した吸排水を実現。お手入れも簡単なイージーメンテナンス。
適合水槽60cm~90cm(約水量60~150L)。

ろ過材を入れる容量が3Lあり、コンテナで分かれているので、ろ材コンテナ事に自分の好みのろ過材を入れるなど色々ろ材を入れ替えたりするのも簡単に出来ます。

稼動音もほとんど気にならない音です。簡単に流量調節付きホースユニットが取り外せるので、外部フィルターのメンテナンスをする時も、楽にメンテナンス出来ます。

実売価格5,000~7,000円程度で購入出来れば、コストパフォーマンスに優れた60cm水槽用の外部フィルターになるのではないでしょうか。

関連記事水槽用フィルター・ろ過器の種類・特徴・目的別の選び方!

更新日:2021/12/28

コメント

  1. アブジジ より:

    こんにちは、ブラックコーヒーさん、テトラの外部フィルター参考になりました、VX-75=五千円以内で購入は、安いですね〜外部フィルターGEX-6090と同じレベルですよね〜迷った時期有りましたね〜結局のところGEX-2045買いました〜いま、上部フィルターを検討中です。

    • ブラックコーヒー ブラックコーヒー より:

      >アブジジ さんへ
      こんばんは、ブラックコーヒーです。
      記事が参考になったみたいで、とても良かったです。

      最近では、VX-75が5,000円以内で購入出来ない事が多いですが、もし、5,000円を切っていたらフィルターパーツのストックのためにも再度購入したい所です。

      >いま、上部フィルターを検討中です。
      特に生体メインの水槽であれば、上部フィルターがメンテナンスやエアレーションなどの面などから考えてもいいですよね。
      自分の場合、水草水槽がメインなので上部フィルターを選択出来ませんが、生体メインの水槽を立ち上げる機会があればまた、上部フィルターを設定してみたいところです。

      もし、上部フィルターを購入してこのフィルターのこんな所がいいよっていうところがあれば教えて下さい!

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