水草レイアウトをする場合に前景で赤くなる水草は珍しい部類に入ると思います。
このゴイアスドワーフロタラレッドは、匍匐(ホフク)性が強く、とても小さいロタラ系の水草の為、前景から中景にかけて使える水草です。
そんな、ゴイアスドワーフロタラレッドを紹介します。
水草名 ゴイアスドワーフロタラレッド
学名 Rotala pusilla from Goias
水草育成データ
pH | 弱酸性~中性 |
硬度 | 軟水~中硬水 |
水温 | 20~28℃ |
育成光量 | 蛍光灯3灯~ ★★★☆☆ |
CO2(二酸化炭素)添加 | 添加した方がいい(1秒に1滴) ★★★☆☆ |
育成難易度 | 普通 ★★★☆☆ |
生長速度 | 遅い ★★☆☆☆ |
草姿 | 有茎草 |
あくまでも、育成するだけの条件です。
赤くする場合は、60cm水槽で蛍光灯4灯(1灯=20w程度)で鉄分の添加をして下さい。
特徴
匍匐(ホフク)性が強い為、60cm水槽で3灯程度で匍匐して成長していきます。葉幅が1cm程度と小さく、また、生長が遅いです。
頭頂を赤くするには、60cm水槽で4灯程度、鉄分を添加しCO2を1秒2滴程度と多目に添加したら赤くなってくれます。
しかし、光量を強くし過ぎると今度は匍匐し易い性質からかソイルの上を這って生長します。
有茎草なので、生長してきたら途中でトリミングして差し戻しを行い数を増やす事が出来ます。
しかし、生長自体が遅い水草なので差し戻しをして増やすのに時間が掛かる種です。
レイアウト
写真の様なレイアウトに用いる場合は、最初に30本位は必要でしょう。増やしながらレイアウトに用いるより必要本数をまとめて購入してレイアウトに用いた方がいいでしょう。
前景~中景にかけて用いると赤い頭頂が綺麗に茂った水景になるのではないでしょうか。小さい有茎草で赤くなる水草なので上手くレイアウトに用いる事が出来ればインパクトのある水草水槽になるでしょう。
茎自体が少し太めで葉は小さいためスカスカの状態だと、とても違和感のある感じになります。やはり、最初から多めに用いてレイアウトした方がいいでしょう。また、光量が少ないと赤い色が薄れて、黄色っぽくなります。育成自体はそこまで難しくありませんが、イメージするレイアウトにしようと思った場合は少し難しくなるかもしれません。
コメント
レイアウトの前景にも使えて赤くなる水草のゴイアスドワーフロタラレッド。
水草レイアウトに用いる場合に、赤くなった頭頂部を維持したままイメージした通りのレイアウトにするには若干難しさがありますが、もし、上手くレイアウト出来ればインパクトのある水景になるでしょう。
少ない本数だと太めの茎が目立つので、多目の本数でその太い茎を隠しながらレイアウトした方がいいでしょう。
それでわノシ
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