エキノドルステネルスspブロードリーフ前景と中景の間で使える水草

普通のエキノドルス・テネルスよりも葉幅が広く、また、厚みがあるエキノドルステネルスspブロードリーフ。この水草をレイアウトで使用する場合には、前景としても使う事ができ、また、前景と中景の繋ぎにも使えます。

そんな、エキノドルステネルスspブロードリーフを紹介します。

エキノドルステネルスspブロードリーフの育成方法

エキノドルステネルスspブロードリーフ

ライトグリーンが美しいテネルスのブロードタイプです。その名の通りテネルスよりも葉幅が広く、テネルスやテネルスレッドに比べ生長が遅いのが特長です。

学名　Echinodorus tenellus var.broad leaf
別名　エキノドルス　テネルスsp. ブロードリーフ

あくまでも、育成するだけの条件です。
60cm水槽で蛍光灯4灯程度の光量・CO2添加を1秒2滴程度にすると早めに生長していきます。

エキノドルス・テネルスの葉幅を大きくし、肉厚にした感じの草姿になります。また、エキノドルス・テネルスに比べて生長が若干遅いです。ただし、遅いといっても一度ランナーを出し始めると、次々と周りに広がっていきます。

ランナーをいかに出させる事が出来るかで、生長具合が分かる種ではないでしょうか。新品のソイルに植えても生長しだすまでに、やや時間がかかります。しかし、ある程度使っているソイルに植えると新品のソイルに植えるより生長が早いです。

新しいソイルより、ある程度こなれたソイルの方が向いている種なのではないでしょうか。また、底床内の固形肥料を切らさないようにする必要があります。

前景～中景のポイントにかけて用いると、綺麗に茂った水景になるのではないでしょうか。また、60cm以上の大きい水槽であれば、本種を前景に使用してもいいのではないでしょうか。

一度調子良く生長しだすと、ランナーを出しながら増えていくので、侵食されたくないエリアに増えてきそうな時は、早めにランナーをカットして植栽エリアを維持した方がいいです。

エキノドルステネルスspブロードリーフ

前景にも使え、前景から中景のポイントにも使える「エキノドルステネルスsp.ブロードリーフ」。エキノドルス・テネルスより葉幅が広いため存在感があり、また、密生させる事が出来れば他の前景草と違った印象を与えてくれるでしょう。

育成自体は、若干難しい部類に入るのかもしれませんが、光量・CO2・肥料をしっかり与えれば十分に生長・増殖してくれます。