コトブキ フラットLED600 高い色温度と演色性を両立したアクアリウム用LED照明!

コトブキフラットLED600 器具・ツール
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アクアリウム用品メーカーのコトブキ工芸から発売されているLED照明のコトブキフラットLED600。
以前から使用していますが、同商品を再度購入したのでこれを機会にこのコトブキLED600のレビューをしてみたいと思います。

既に結構多くのアクアリストの方が使用されていたりする、実績のあるアクアリウム用LED照明ですので自分がレビューする必要が無い位ですが。
そんな、アクアリウム用LED照明のコトブキフラットLED600のレビューなどです。

 

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コトブキ フラットLED 600の仕様

コトブキフラットLED600
コトブキ フラットLED 600
高い色温度(9,200K)と高い演色性(Ra87)を両立したアクアリウム用LEDライトの60cm水槽用です。

 

全光束 1,130lm
色温度 9,200K
平均演色性 Ra87
消費電力 14W
発光角度 120°
製品寿命 記載無し
本体サイズ 約幅60.8cm×奥行き7.0cm×高さ2.9cm(最薄部6mm)
発光効率 約80.7lm/W
照度 LED照明本体直下 2,420lx(実測値)
特長 本体の薄型アルミボディは、薄さ8mmのフラットデザインで水槽に設置しても目立ちません。
電気代 1日当たり約2.8円(1日8時間使用、1kWh=25円の場合)
1ヵ月当たり約84円(1ヵ月30日計算)

※20w蛍光灯1本のlm≒1,000lmなので、1灯で20w蛍光灯1灯と同等のlmです。

付属品等

コトブキフラットLEDの付属品

付属品は、ライトリフト2個とACアダプタです。
ACアダプタは、LED照明本体が薄いのに比べて、とても大きく存在感があります。

LED本体照明と直結された電源コード長が約1.65mで、その途中にACアダプタが有りちょっと中途半端なため電源の取り回しに苦労する事があります。
ライトリフトは、本体側面に差し込むようになっており、ライトリフトを使えば最大65cmの水槽幅にまで取り付ける事が可能です。

ライトリフトを使用しなければ60cmフレームレス水槽に直置きする事が出来ます。
ただし、その場合にはガラス蓋等を使用して水槽内にLED照明本体が水没しないようにした方がいいです。

また、LED本体横に電源スイッチが付いており、全灯/青・赤のみ点灯/消灯の3パターンの切り替えになっています。

 

コトブキフラットLED600

コトブキフラットLED600に付属のライトリフトを取り付けた場合と、取り付けずに直に水槽縁に置いた場合の高さの違いです。
LED照明本体分の厚み分の違い位高さが変わる位です。

 

照度測定

このLED照明のコトブキ フラットLED 600がどれ位の照度があるのか、また、水槽の端の部分でどれ位照度が落ちるのかを測定してみました。

あくまで、水槽の中に水が入っていない状態なので、水草育成などでは参考にしかなりませんが、水槽の底面まででどれ位照度が減衰するのかを測定してみました。
測定水槽サイズ:60cm水槽(幅600mm×奥行300mm×高さ360mm)、付属のライトリフト設置

 

LED照明直下

コトブキフラットLED600の照度測定

一番LED照明の光が当たり、明るい場所であるLED照明直下の照度(lx)は、2,050lxでした。
ちなみに、ライバル商品になるであろうGEX CLEAR LED POWER X600の場合、LED照明直下で照度(lx)は実測値で2,420lxでした。

GEX CLEAR LED POWER X600のレビュー!フレームレス水槽と一体感を出してくれるLED照明!
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LED照明端側

コトブキフラットLED600の照度測定

次にLED照明本体端側の照度(lx)を測定してみました。
照度計は、1,480lxを示していました。
やはり、LED照明直下と言えど端の方になると照度が結構落ちています。

 

水槽手前側右隅

コトブキフラットLED600の照度測定

最後に、一番照度が落ちる水槽手前の隅の照度を測定してみました。
照度計の値は、1,370lxを示していました。
LED照明直下より、680lx程下がっていました。

 

水草を育成する事が可能か

コトブキフラットLED600で水草

コトブキフラットLED600のルーメンが1,130lmなので、20w蛍光1灯換算で同等のルーメン(全光束)となります。
通常の陽性水草の育成容易種で、LED照明直下に植えてあれば可能です。

ただし、先程の照度測定結果を見たらわかる通り、LED照明の端側や水槽ガラス角部分などは照度がだいぶ落ちるので、このLED照明1灯のみで陽性水草を育成しようとしたら難しいかもしれません。

LED照明本体直下にくるように上手く配置してあげたら、ある程度の陽性水草でも育成は可能です。
ただし、そのさいには水草レイアウトに縛りが出てくるでしょう。

 

コトブキフラットLED600を使用した水草水槽レイアウト

水槽内に高光量を必要とする水草を植えている場合には、2灯・3灯は必要になってきます。
もちろん、陰性水草ならこのLED1灯でも育成は十分可能です。

 

まとめ

コトブキフラットLED600
コトブキ フラットLED 600
高い色温度(9,200K)と高い演色性(Ra87)を両立したアクアリウム用LEDライトの60cm水槽用です。

色温度が9,200Kで照明の光が若干青白く見え、演色性がRa87と他の同等LED照明と比べると高いが特長のコトブキ フラットLED600。
1灯のみだと、水草育成には心許ないですが水草の配置場所などを工夫したら何とかなるかもしれません。

確実に水草育成したければ、2灯・3灯は必要になってきますが、陰性水草が主体であれば1灯でも十分です。
また、生体メインの水槽ならこれ1灯でも十分明るい位に感じます。
本体の発熱もほんのり暖かい位なので、夏場の水温対策にもなります。

特にLED照明の白いのが好みの方には、オススメのLED照明です。

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ブラックコーヒー

2012年夏に娘が2匹のミナミヌマエビを貰って来たのが事の始まり。
アラフォーのおっちゃんです。
アクアリウムでの失敗なども記録しているので、反面教師にしてもらえば嬉しいです(笑
嫁・息子1・娘1匹と生活しています。

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