前回は、コリドラス・ピグミーの稚魚が卵から孵化し、給餌をし徐々に育っていった2週間までの繁殖育成記録でした。
今回は、その後の3週間から4週間までの繁殖育成記録です。
ミニコリと呼ばれる種になるコリドラス・ピグミーは、コリドラスの普通種に比べて短命なため同じ期間の成長でもかなりの速度で成長しているみたいです。
3週間もすると一気に見た目的にも変化が現れて、一気に親コリと同じような姿に変わっていきました。
そんな、コリドラス・ピグミーの繁殖育成記録の孵化後3週間~4週間までです。
孵化後3週間
サテライト内には、1週間違いで孵化したコリドラス・ピグミーもいますが、最初に孵化した稚魚をベースに記録しています。
①孵化15日目:1匹(孵化5匹) ②孵化8日目:4匹(孵化6匹)
15日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプを1日2~3回与えています。
餌を与える前にサテライトの底面に残っている餌を吸い出し、その後に解凍した冷凍ベビーブラインシュリンプを。
体にある黒い丸の斑点が徐々に、縦長になってきました。
18日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
水中を泳ぐスピードもかなり速くなり、たまにビックリしたように激しく動き回ることも。
1週間遅れで孵化した稚魚が1匹☆。
19日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
前日にはあまり見えなかった、横線が体に薄っすらと出てきました。
それにしたがって、体にあった黒い斑点が薄くなりだしました。
21日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
たった2日の間で、一気にその見た目が変わりました。
コリドラス・ピグミーの特徴的な黒い体側線がはっきりと表れ、親と同じような見た目に。
孵化後21日で見た目は親と似た状態ですが、サイズはまだまだ1cm程度と小さく体色は薄いです。
普通のコリドラスで言うところの、幼魚にはなっているかもしれません。
1週間遅れで孵化した稚魚が1匹☆。
孵化後4週間
サテライト内には、1週間違いで孵化したコリドラス・ピグミーもいますが、最初に孵化した稚魚をベースに記録しています。
①孵化22日目:1匹(孵化5匹) ②孵化15日目:2匹(孵化6匹)
22日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプを1日2~3回与えています。
1週間遅れで孵化した稚魚との体長の違いが、はっきりと分かります。
まだ、体色は薄いです。
遊泳力がさらに増してきている感じです。
24日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
お腹が常にパンパンに膨れているので、しっかりと餌を食べれているみたいです。
少し上部の体色が、濃くなりだしているところです。
またまた、親コリドラス・ピグミーが産卵したので、採卵し同じサテライト内に浮草の根に付けて。
採卵した卵の数は、20個以上です。
ただし、無精卵やカビが生えた卵の数が、ちょっと多いかもしれません。
サテライトの仕切り板を付け直しましたが、給水口側の部屋の状態があまり良くありません。
仕切り板を外すと、水の周りが良くなったみたいで、その後は卵は順調に成長していきました。
26日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
ちょうど、1週間遅れで孵化した稚魚と。
髭や背鰭など、はっきりと確認することが出来るように。
孵化1週間遅れの稚魚は、ちょうど黒い体側線が表れだしたところです。
やはり、孵化後3週間で見た目が一気に変わるのでしょう。
28日目
サテライトで飼育 水温25~26℃
餌は変わらず、冷凍ベビーブラインシュリンプ。
ちょうどさらに追加採卵した卵から稚魚が孵化し、最初に孵化した稚魚と約28日違い。
体の大きさがだいぶ違うので、このまま同じサテライト内で飼育していいものかと。
かなり活発に泳ぐようになったので、孵化したての稚魚にとってはストレスになるかもしれませんが。
ちなみに、孵化した稚魚の数は13匹でした。
①孵化28日目:1匹(孵化5匹) ②孵化21日目:2匹(孵化6匹) ③孵化初日:13匹
まとめ
コリドラス・ピグミーが孵化して約3週間を目途に、見た目がだいぶ大人のコリドラス・ピグミーのようになってきました。
それを境にして、水槽内を泳ぐ力が強くなり、ビックリした時など暴れるように泳ぐことも。
また、同じサテライト内に孵化したての稚魚も一緒にいるので、新しく飼育水槽を用意するか検討しているところです。
それではノシ
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