外部フィルターからの排水をガイドする分配器!流量調節可能な便利な器具!

外部フィルターからの排水をガイドする分配器!流量調節可能な便利器具! 器具・ツール
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外部フィルターの排水側ホースに接続するだけで、簡単に飼育水を分配してくれる分配器。分配された側の流量調節が可能なので、外掛け隔離水槽や水合わせに利用など使い方次第では色々な利用方法が考えられます。

アイデア次第では、もっと面白い事が出来そうな飼育水分配器具です。そんな、外部フィルターからの排水をガイドする分配器を紹介します。

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便利な飼育水分配器のMr.Dripper(ミスタードリッパー)

飼育水分配器のMr.Dripper(ミスタードリッパー)

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)は、外部フィルターの排水ホースの途中に接続して、ろ過された飼育水を分配出来るようにする便利器具です。対応ホース内径12mm/外径16mmと対応ホース内径16mm/外径22mmの2種類が販売されています。

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内径12mm/外径16mmホース接続用
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内径16mm/外径22mmホース接続用

外部フィルターの排水を分岐させるパーツ等は色々販売されていますが、このMr.Dripper(ミスタードリッパー)の特長は分配された側に接続するのが一般的に使用されているエアーチューブ(内径4mm/外径6mm)等を使うようになっている点です。

また、分配された側(エアーチューブ)に流れる流量を、Mr.Dripper(ミスタードリッパー)本体で調節することが可能な点です。

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)を接続した状態

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)を接続した状態

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)を、外部フィルター排水側のホースに接続した状態です。自分の場合、排水パイプ近くにメンテナンスをしやすいようにダブルダップを接続しているので、そのダブルタップより上に接続してみました。

排水ホースとMr.Dripper(ミスタードリッパー)本体は、逆ナットで締め込むので外れる心配は無さそうです。また、分配した飼育水が流れるエアーチューブの接続部分も、しっかりとナットで締め込む形になっているので簡単には外れそうにありません。

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節機能

60cm水槽で外部フィルターのテトラVX-75を使用しての流量になります。外部フィルターからの流量は、ろ過槽を掃除した直後なので一番流量がある状態です。

外部フィルター内が汚れてくると流量が低下してくるので、あくまでも参考程度で見て下さい。

流量調節バルブを絞り込んだ状態と流量

飼育水分配器のMr.Dripper(ミスタードリッパー)の内部

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節バルブを、最大に絞り込んだ状態の内部です。

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の最小の流量

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節バルブを、最大に絞り込んだ状態での流量です。接続しているエアーチューブの先から、1秒1滴程度のペースで飼育水が滴下しています。流量調節バルブを完全に絞り込んだ状態でも通水しているので、完全に止水出来るわけでは無いです。

ちなみにこのエアーチューブの排水場所は、Mr.Dripper(ミスタードリッパー)を接続している部分よりも上の場所になります。Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の接続箇所よりも下にエアーチューブを下げると、通水してくる流量は1秒1滴から一気に多く流れるようになります。

流量調節レバーを最大開放にした状態と流量

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節レバーを最大にした内部

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節バルブを、最大に開放した状態の内部です。ホース径の約1/3程度が、分配側にガイドする物で塞がれたような状態になっています。

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節レバーを最大にした流量

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の流量調節バルブを、最大に開放した状態の流量です。結構な勢いで、接続しているエアーチューブの先端から飼育水が流れています。当たり前ですが、その分本来の排水先からの流量も目に見える程減っています。

Mr.Dripper(ミスタードリッパー)の利用方法

利用方法はアイデア次第でいくつも考えられますが、思いつく利用方法を挙げてみました。

  • 外掛け隔離水槽(サテライト等)への飼育水の供給による静音化対策。
  • 飼育魚を水槽に導入するさいの水合わせ。
  • 飼育魚が強い水流を嫌う場合の、複数排水による水流軽減対策。
  • 湧き水水槽用への湧き水部分への利用。
  • 本水槽から予備水槽への飼育水の移動。

パッと思い付いただけでもこの様な利用方法が考えられます。特に、外掛け隔離水槽でエアーリフトの音がうるさいと言う場合には、このMr.Dripper(ミスタードリッパー)を利用して飼育水を供給するようにしたら、かなりの静音化対策になります。

外部フィルターの排水側を利用するので、ろ過バクテリアが飼育水中の酸素を消費しているので、水槽内の飼育水に比べて酸素量が少ない場合も考えられます。

エアークランプで流量調整
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エアーや液体の流量を調節する部品で、ホースを切らずクランプ可能です。プラスチックで錆びないので海水でも安心して使用可能です。
外経6mm(内径4mm)のホースにご使用ください。

後、水合わせ用で使用する場合でMr.Dripper(ミスタードリッパー)本体と飼育魚等が入ったバケツの高低差がかなりある場合には、別途流量調整器具をつけないと最大に絞った状態でも結構な流量になるので、点滴で水合わせとはいかない場合があります。

そのさいには、エアークランプをエアーチューブに取り付けると、簡単に流量調整が出来るようになります。

まとめ

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市販の外部式フィルターの排水側ホースや水中ポンプにつないだホースの間に接続し、チューブ取付口に市販のエアチューブをつなぐことで、産卵箱、隔離ケースへの水のガイドや、水合わせ時の点滴法に便利なグッズです。
内径12mm/外径16mmホース接続用

外部フィルターの排水側ホースに接続するだけで、簡単に分配してくれるMr.Dripper(ミスタードリッパー)。分配された側の流量調節が可能なので、使い方次第では色々な利用方法が考えられます。

自分の場合は、本水槽から予備水槽への飼育水の移動に今は利用しています。アイデア次第では、もっと面白い事が出来そうな飼育水分配器具です。

最終更新日:2022/03/17

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ブラックコーヒー

2012年夏に娘が2匹のミナミヌマエビを貰って来たのが事の始まり。
アラフォーのおっちゃんです。
アクアリウムでの失敗なども記録しているので、反面教師にしてもらえば嬉しいです(笑
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