水草水槽をしている理由の一つに水草が気泡を付けた姿に癒される事でしょう。特に前景草に使われる種類の水草がびっしりと気泡を付けた水景は圧倒される位美しいです。
気泡を付けやすい水草として有名なリシアをさらに小型化したドワーフリシア。
そんなドワーフリシアを紹介します。
水草名 ドワーフリシア
ドワーフリシア(Riccia fluitans dwarf)
ドワーフリシアの育成データ
pH | 弱酸性~中性 |
硬度 | 軟水~中硬水 |
育成光量 | 蛍光灯2~3灯以上 ★★★☆☆ |
CO2(二酸化炭素)添加 | 添加する(1秒に1滴) ★★★☆☆ |
育成難易度 | 少し難しい ★★★★☆ |
生長速度 | 普通 ★★★☆☆ |
あくまでも、育成するだけの条件です。
ドワーフリシアの特徴
普通のリシアより生長は遅めです。しかし、普通のリシア自体が非常に生長が早いのであくまで普通のリシアと比べたらとなります。
気泡を付けやすい水草の中に限定した場合は、普通の生長速度となるのではないでしょうか。
写真の水槽環境は60cm水槽で蛍光灯72wでCO2を1秒1滴で添加した状態です。ドワーフリシアを入れたリシアネット自体を水槽内の端に置いても(普通より光が当たりにくい場所)、それでも気泡を十分につけてくれます。
ただし、普通のリシアよりこのドワーフリシア自体が小型な為、通常のリシアネットに入れるとネットから抜け出てくる事が多いです。出来ればもっと目の細かいリシアネットに入れるか、もしくは、石などにテグスで巻きつけた方がいいかもしれません。
ドワーフリシアをレイアウトで使う場合
ドワーフリシアをレイアウトに使うなら、ずばり前景部分がいいのではないでしょうか。
前景部分に目の細かいリシアネットに入れて置く若しくは、リシアストーンなどに巻きつけて置くだけで、十分に気泡をつけて見ている人の目を楽しませてくれるでしょう。
普通のリシアに比べて成長が遅いのもメンテナンスをする上で楽かもしれません。
ドワーフリシアに着いたコケ取り要員は、ミナミヌマエビの方が向いているでしょう。ヤマトヌマエビだと、普通のリシアより小型な為リシアネットから抜き出してしまう事が多かったです。
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普通のリシアは生長が早くメンテナンスに追われる事が多いですが、このドワーフリシアは普通のリシアより生長が遅くまた小型な為若干楽になるでしょう。
また、気泡を普通のリシアよりも付けやすい為、気泡を付けた姿を水槽の前景に使いたい場合など有望な種類の水草になってくれるでしょう。
それでわノシ
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