熱帯魚には上層・中層・下層と生活エリアがあり、中層・下層を生活エリアにする種は多いです。
特に底物の種を飼っていると上層が寂しくなってきます。そんな上層部分を泳いでくれるカラシン系の熱帯魚、マーブル・ハチェットの飼育方法を解説します。
マーブル・ハチェットの飼育方法
学名
Carnegiella strigata
通称
マーブル・ハチェット
大きさ
最大約4cm程度。
好みの水質
水温20~27℃
pHは弱酸性~中性、軟水~硬水が最適みたいです。
水槽に導入時は特に注意が必要です。しっかり、水合わせをしないと直に弱ってしまいます。
ただし、しっかり水合わせをして水槽水に馴れてしまえば丈夫な種なので飼育自体は難しくないです。
遊泳・群泳性
あまり泳ぎが得意な種では無いですので、強い水流は好まないです。
水流を弱めて飼育した方がいいでしょう。
良く同種間で群れてくれます。水槽の上層部を生活エリアにしているので、あまり多くの数を入れると上層部が少しうるさく感じるかもしれません。
水槽のサイズによりますが、60cm水槽で5匹程度でいいかもしれません。
性格
臆病な種類です。
その性格からか、人が水槽前を横切ったり、照明の点灯・消灯にビックリして飛び出す事が多いです。
そういう理由でマーブル・ハチェットを飼育する際は、水槽に必ず蓋をした方がいいでしょう。
寿命
大体3~5年位みたいです。
餌
人工飼料や冷凍赤虫などなんでも食べてくれます。
しかし、餌を捕るのが苦手な種の為、沈下性の餌より浮上性の餌を与えた方がいいです。
混泳について
十分混泳出来る種です。
ただし、食欲旺盛で餌を水面まで食べに来る種類の熱帯魚だと餌を先に食べられてしまうかもしれません。
水槽の上層・水面下を泳いでいるので、コリドラス等の底物と一緒に飼うのも餌を与える面からしても相性がいいでしょう。
まとめ
見た目が手斧に似ている事からハチェットと名が付いている種のマーブル・ハチェット。
水槽上層部を群れて泳いでくれるので、水槽上層部が寂しい時には飼育してみても面白いのではないでしょうか。
導入時にしっかり、水合わせをする事と強い水流が苦手なので水流を弱める事、餌は浮上性の餌を与える事を注意すればあとは、飼育しやすい種です。
水槽に蓋をしないと水槽から斧が飛び出してくるので、その点だけは注意して下さいw
水草水槽などにも、マーブル模様が良く映えます。
コリドラス等を飼うと水槽上層が寂しくなるので、それを補ってくれる種です。
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