水草をショップで買って来て、しっかり洗いながら貝やその卵などが付いていないか見てもどうしても貝の卵など見落としてしまいがちです。
つい見落として水槽に入れてしまったら最後、水槽のガラス面や水草にプツプツと這い出して見た目が悪く気持ち悪るがられ嫌われるスネール。
そんなスネールに対して我が家では、最強を誇る生体の紹介です。
スネールとは
サカマキガイやカワコザラガイなどです。
雌雄同体の貝で、水槽に2匹いればねずみ算式に増えていく貝で、アクアリストからは忌み嫌われる存在です。
水槽ガラス面などに張り付いていたり、ほったらかしているとその数が増えていき、水槽の鑑賞面にも気持ち悪い程張り付いていることもあります。
カワコザラガイとは
写真中央の葉っぱに白い小さい貝が付いています。これが、カワコザラガイです。こいつが水槽に繁殖したらとても大変です。対策としては、飼育水のpHを弱酸性で維持していけばカワコザラガイの殻が解けたり、また、大繁殖にはいたらないみたいです。
カワコザラガイが繁殖したら
水槽のガラス面に白い点のように張り付いているのがカワコザラガイです。1匹位まあいいかとほったらかしていたらこんなあり様になります。手でプチプチ潰していてもキリが無いです。
水槽ガラス面だけでは無く、底砂やソイルに潜っています。また、レイアウト素材の石や流木にも付いている事もあります。さらに、外部フィルターを掃除しようと中を開けたらその中にも結構いた事もあります。
バジスバジスの登場
昨日の記事にも書きましたが、我が家での最強のスネールイーター、バジスバジスです。
アベニーパファーやトーマシーなど貝を食べる事で有名ですが、その後が大変だという事で我が家ではバジスバジスを投入しました。
1ヶ月後には、水槽のガラス面にカワコザラガイは1匹も見つからなくなりました。投入してすぐに、貝を食べる瞬間も目撃しました。1週間で、目に付く所は食べ尽くしたのじゃないでしょうか。
60cm陰性水草水槽に投入して
やはり、すぐに食べてくれました。
バジスバジスの目線の先を見ると、にっくきカワコザラガイがいるじゃないですか。(写真には角度が悪く写っていませんでした)
じっとホバリングしてゆっくりと近づく動作をしていたのであわててカメラを向けましたが、バジスバジスがカワコザラガイを捕食する瞬間を撮れませんでした。残念w
一口で捕食し終わった後のバジスバジス。写真では、地味な色をしていますが興奮したりすると縦に模様が浮き出てきます。カメレオンフィッシュと言われるところですね~。
デメリット
そんな、バジスバジスですがやはりデメリットもあります。まず、人工餌に馴染まない。冷凍赤虫などを与えないと餓死する事があります。
また、エビなどにもちょっかいを出す事が多いです。上手くやれば、人工餌にも馴れると思いますが我が家のバジスバジスは馴れてくれません。さすがに、自分より大きいヤマトヌマエビ等にはちょっかいを出していませんがミナミヌマエビにはちょっかいを出しています。
流木や石などの隙間にもホバリングしながら体をくねらせて入っていくので、ミナミヌマエビの稚エビや小さいサイズは捕食される可能性が高いです。稚エビ等はかなりの確率で捕食されるでしょう。
まとめ
ガラス面や見える所の貝は、バジスバジスは捕食してくれます。しかし、砂やソイル等に潜っている貝は流石に無理です。結局は、水草を入れる前にはしっかりと洗い流して、スネールやその卵が着いていないかを確認する必要があります。
この商品で水草に付いた貝の卵等を処理して水槽に入れる方がいいです。それでも、どうしても水槽内に入り込んでしまったらバジスバジスを投入するという形がいいでしょう。
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