60cm水槽リセット立ち上げに伴い、前回は下準備・底床作りを紹介しました。
そして、今回は水槽内にレイアウト素材の石を配石していきます。
水草レイアウトの構図は、凹型にします。
そんな、60cm水槽リセット立ち上げの配石と注水です。
水槽にレイアウト構図の石を配石する
綺麗な水景を造る上で欠かせないのが、レイアウトの構図を決める作業になります。
水景は、構図によって決まる位大事な作業で、石の向きや配置に何時間も掛けたりする事が多いみたいですが、自分の場合はそのような石を見極める程のスキルがまったく無いので、石を手に持って直感勝負ですw
そして、今回使用する石は以前チャームで購入していた陽火石と呼ばれる石です。
また、販売されるようになりました。
質感は土が固くなって固まったような感じで、比較的柔らかい印象の石です。
陽火石については、下記記事を参考にして下さい。
ちなみにこのレイアウト用に使う陽火石、他のショップ等では気孔石・福建岩という名前で販売されているレイアウト石と同じような見た目です。
レイアウトの親石に使える大サイズ、サブや添石に使える中・小サイズが入っているので、組み合わせて遠近感のあるレイアウトを作ることができます。
約6Kg
陽火石を配石する
左手間の石が、手持ちの中で一番大きい石です。
適当に左側に置いて、他にも石を置いていってます。
右側の石は、2個の石を組み合わせてみたりしています。
石の先が全部上方向を向いていたので、ちょっとずつずらして決定。
はい、これで完了。
20分で配石完了しました。
上手い人が同じ素材を使えば、はるかにいい配石をするのでしょうが。
ソイルを盛る
石の配石が決まったら、再度ソイルを上から被せていきます。
今回使用するソイルは、プラチナソイル スーパーパウダー 8Lです。
流木の色素・コケの原因のリン酸等を天然ソイルの力で吸着し、透明度の高い輝く飼育水が簡単に実現されます。
粒径 0.6mm〜1.6mm
自分の中では水草水槽で底床に使う定番のソイルで、リセット後すぐに生体を入れる事が出来て、飼育水がすぐにピカピカになります。
ろ過バクテリアが飼育水中に十分に繁殖している場合が前提です。
栄養系ソイルの水草一番サンドから染み出す養分を、この吸着系ソイルのプラチナソイル スーパーパウダーで蓋をするようにセットしてみました。
水槽に注水
水槽底床に敷いたソイルに注水するさいは、ソイルの袋などで水を受けてソイルが舞わないようにしたりしますが、今回は手持ちにあったウールマット上に注水していきました。
ちなみにこの注水しているバケツはコック付きバケツで水槽の角に乗る便利なバケツです。
通常なら、前景部分が水に浸かるまで注水してその後、前景草等を植栽して中景・後景と水草を植栽していきますが、今回、栄養系ソイルの水草一番サンドを底床の中層部分に使っているので、注水しては排水を3回程繰り返してから水草を植栽していきます。
ソイル内の空気を抜く
水槽内へ注水作業をしながら、ソイルとソイルの間に溜まっている空気を抜いていきます。
細い竹串などを使ったほうがソイルが潰れずにいいのですが、自分は割り箸の細い方をゆっくりと突き刺していきます。
この作業をすると、ソイルの粒と粒の間に溜まっている空気と一緒に汚れ等が、水面にどんどん浮いてきます。
ソイルの汚れなどが水面に浮いてくるので、それを排水するためにも3回程注水・排水作業を繰り返します。
最後の3回目は満水まで注水し、しばらくそのままにしておきます。
理由は、疲れたからですw
実際は、この間に植栽する水草の準備等をしているのですが。
そして、最後に前景部分が軽く水に浸かった状態になるまで、水槽内の水を排水して水草を植栽していきます。
レイアウトのエキスパートたちが水草水槽を制作する課程を長期間に渡り取材し、そのノウハウをご紹介します!
まとめ
今回は、60cm水槽に配石・注水するところまで書いてみました。
石を配石するのは構図を決定する上で大切な作業ですが、適当な性格なので直感で配石してしまいました。
注水している途中で、開けた空間をもう少し右側にしておけば良かったと密かに後悔していますw
次回は、水草の植栽をしていきます。
更新日:2020/12/23
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