小型カラシンの中でも非常に綺麗な発色を見せ、水槽内を色鮮やかに彩ってくれるカージナルテトラ。
ネオンテトラに非常に似ていますが、カージナルテトラの方が非常に綺麗に発色します。
そんなカージナルテトラの飼育方法を紹介します。
カージナルテトラの飼育方法
学名
Paracheirodon axelrodi
通称
カージナルテトラ
大きさ
最大で約5cm程度になります。
好みの水質
水温は22~28℃が適正範囲となります。
pHは弱酸性~中性が最適みたいです。軟水~中硬水。
弱酸性の軟水でしっかり飼い込んであげると綺麗な発色を見せます。
遊泳・群泳性
60cm水槽で20匹以上導入すればよく群れて群泳する姿を見せてくれるでしょう。また、水槽の中層~低層にかけてを活動テリトリーとしています。
性格
非常に温和な種類です。
寿命
非常に丈夫な種です。
初めて熱帯魚を飼うのであれば、ネオンテトラよりこちらのカージナルテトラの方がオススメです。
しっかり、弱酸性の軟水の水質で飼い込んであげれば4~5年は生きます。
餌
人工飼料や冷凍赤虫などなんでも良く食べます。馴れてくれば、水槽内の上層部に浮いている餌も突いて食べに来ます。
餌を捕るスピードも早い方でしょう。餌を捕る能力が遅い混泳魚がいれば少し注意しないといけないです。
また、良く餌を食べますので太ってしまう事があるので餌の与えすぎには注意しましょう。
混泳について
捕食される様な大きさの魚とかじゃなければ十分一緒に混泳出来ます。
しかし、良く泳ぎまわる他の種と混泳させた場合、その他の種につられてバラバラに泳いでしまう場合があります。
カージナルテトラの群泳を見たい場合は、単独種で飼うかもしくは、あまり泳ぎまわらない種と混泳させた方がいいでしょう。
まとめとして
小型カラシンの中でも非常に発色が良く綺麗な美魚、カージナルテトラ。
見た目が良く似て見えるネオンテトラとの違いは、このカージナルテトラの場合頭の部分まで、ブルーのメタリックラインが入りその下に赤いラインが喉元から尻ビレ手前までしっかり入る所です。
最大で約5cm程度と大きくなる為、30cm水槽でも飼えなくはないですがあまり多くの数を入れる事は難しいでしょう。
できれば60cm水槽以上に20匹程度泳がせるといいでしょう。
その体色から水草水槽にも良く栄えてくれます。水草水槽内に広いオープンスペースがあればこのカージナルテトラを泳がせてみたらいかがでしょうか。
コメント
ネオンテトラが寿命2年程度、と言うのにたいして4年は生きる、というのは初めて知りました。
どう考えても、ネオンよりお得。
値段がちょっぴり高いだけ
でもネオンテトラには、涼しいイメージを与えてくれる長所がありますよね。どちらも美しい。