水槽内に色とりどりの熱帯魚が泳いでいる中で黄色い熱帯魚は水槽内でも目を引きます。しかし、その黄色い熱帯魚があちこちに泳ぎまくっていると逆にまとまりが無く見えるものです。
群泳してくれて、さらに、しっかりと飼いこめば黄色の発色が強く出て綺麗な熱帯魚のレモン・テトラ。
少し草食性があるところが気になりますが、そんなレモン・テトラの飼育方法を解説します。
レモン・テトラの飼育方法
学名
Hyphessobrycon pulchripinnis
通称
レモン・テトラ
大きさ
最大4cm程度
好みの水質
水温 20~26℃
pH 弱酸性~中性
硬度 軟水~中硬水
弱酸性の軟水環境でしっかりと飼い込んであげれば、徐々に本来の黄色い発色が強くなってきます。
特にオスの発色はメスと比べようが無い程、綺麗な輝くような黄色の発色になります。
遊泳・群泳性
激しく水槽内を泳ぎ回る種ではありません。
また、群泳させるにはある程度の数(10匹以上)を一緒に飼ってあげる必要があります。
少ない数だと群泳というよりは、バラバラに行動している感じになります。
部屋が暗い時に激しい音や振動を水槽に与えるとビックリして水槽から飛び出す事があります。
水槽にはガラス蓋をしておいた方が飛び出し事故を防げるでしょう。
性格
温和な性格なので他魚に危害を加えたりする事はありません。
繁殖時には、同種間で小競り合いをする事はありますが、大した行動ではありません。
また、他の種に比べて草食性がありますがしっかり餌を与えておけば酷いくら水草を食べる事もありません。
水草の柔らかい新芽の部分を食べるというよりかじる事はありますが、グリーンネオンテトラにも見られる程度です。
やはり餌が不足すると食べようとする位なので、餌不足に注意しておけば防げます。
寿命
3~4年
餌
人工飼料や冷凍赤虫など、なんでも食べます。
餌の点で困る事は無いでしょう。
混泳について
性格の点でも書きましたが、温和な種なので十分他の種とも混泳出来ます。
ただし、餌を捕るのが苦手な種との混泳は注意した方がいいでしょう。餌を捕るがの早いので、餌を捕るのが苦手な種にしっかりと餌が行き渡らない可能性が出て来ます。
そのさいは、上手く餌を与える工夫が必要でしょう。
また、コリドラスなどの底物と一緒に混泳する場合も上記点で餌を与えるさいに工夫が必要でしょう。
同系統種や餌捕りが得意な種との混泳なら何も考えなくとも混泳出来ます。
病気について
白点病に注意した方がいいでしょう。
また、カラムナリス症にも注意して下さい。
水温の急変などに注意すれば、丈夫な種なので大丈夫です。
まとめとして
水草水槽内に綺麗に発色したレモン・テトラが群泳したらとても綺麗です。
水草をカジる事がありますが、餌をしっかり与える事によりそれを防ぐ事が出来ます。
綺麗に発色させるには時間がかかりますが、しっかりと飼い込んで綺麗な黄色に発色させられたら水槽内がとても華やかになるでしょう。
それでわノシ
コメント
レモンテトラを2匹飼っているのですが、1匹、
尾びれの上の方が、小さいです
何か原因わかりますか❓
>りんごさんへ
コメントありがとうございます。
レモンテトラの尾びれの上が小さいとの事ですが、カジられたような感じですか?
それとも、元から尾びれが伸びていないような感じですか?
ひょっとしたら、尾ぐされ病の可能性もありますが。
GHDグラミーのコメント欄を見たら、混泳魚にネオンテトラとGHDグラミーがいるみたいですが、どちらも他魚を攻撃する種じゃないので…
と、思ったらGHDグラミーが繁殖期(オスに婚姻色が出ていると)結構突いて追いかけ回す事が有ります。
一応個体差がありますが、執拗に追いかける個体もいました。
ネオンテトラはあまり他魚に危害を加える動きをしないので、GHDグラミー?
もし、カジられたのならしばらくしたら尾びれが再生してくる事が多いです。
わざわざ返信ありがとうございます。
グラミーはメスですし、導入した時からレモンテトラは、
そうなっていました。
元気なので問題ないと思います。
どちらかというと、伸びきっていない感じです。
尾びれは、ボサボサではなく、ただただ小さいですね。
レモンテトラはどちらもオスです。