GEX サイレントフォース 2000S パッと見はエアーポンプ?静音性・吐出量・振動などをレビュー!

GEX サイレントフォース 2000S パッと見はエアーポンプ?静音性・吐出量・振動などをレビュー! 器具・ツール
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アクアリウム用品メーカーのGEXより、2019年2月15日に新発売されたエアーポンプの「サイレントフォース 2000S」。パッケージには、「低振動・静音・ハイパワー」と目立つように表記されているので、これは「あの人気のあるエアーポンプと比べてどうなんだろう?」と興味が沸いてきました。

また、「低振動・静音・ハイパワー」の謳い文句だけでは無く、パツと見がエアーポンプに見えないフォルムも面白いと思えたので、早速、購入してみました。静かなエアーポンプとして有名な、「水作のエアーポンプ水心 SSPP-3S」とも比較してみました。

そんな、60cm水槽用エアーポンプ「GEX サイレントフォース 2000S」の静音性・吐出量・振動などのレビューです。

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GEX サイレントフォース 2000Sのレビュー

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幅60cm以下・水深40cm以下の水槽淡水・海水両用
低振動(GEX従来比70%)・静音かつハイパワーを両立したエアーポンプです。

60cm水槽サイズ迄使用可能なエアーポンプ「サイレントフォース 2000S」です。見た目に特長があり、低振動・静音・ハイパワーの文字がパッケージには記載されています。

サイレントフォースシリーズには、さらにワンランク上のサイズも販売されているので、水槽サイズによってはもう片方の方が選択肢になる方もいるのでは。

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幅120cm以下・水深50cm以下の水槽淡水・海水両用
低振動(従来品比70%)・静音かつハイパワーを両立したエアポンプです。

本体価格は若干高く感じるのですが、消耗品になるスペアパーツは非常に良心的な販売価格になっているので、本体を一度購入してしまえば後のランニングコストは安く付きそうです。

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サイレントフォース2000S用のスペアパーツです。
破損した際の交換用や、予備としてご利用ください。

パッケージ内容

パッケージ内容

パッケージ内容は、エアーポンプ本体と取扱説明書のみです。「GEX サイレントフォース 2000S」の特長でもある、本体が丸いというのがパっと見から目につきます。

エアーポンプとしての性能について

製品名GEX サイレントフォース
2000S
水作 水心 SSPP-3S
適応水槽サイズ幅60cm以下・水深40cm以下の水槽45~60cm水槽
吐出量2.0L/分最小時:0.5L/分 最大時:2.5L/分
吐出口
1口1口
サイズ(約)幅11.2cm×奥行き12.2cm×高さ6.8cm幅8cm×奥行き15.5cm×高さ5cm
コード長(約)0.5m0.7m
消費電力1.8W(50Hz)/1.7W(60Hz)2.8W(50/60Hz)
約1カ月の電気料金24時間(43.2W/40.8W (50/60Hz))
1カ月(32.4円/30.6円(50/60Hz))
※30日計算 1KWh=25円
24時間 67.2W
1カ月 50.4円
※30日計算 1KWh=25円
水作
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とても静かでパワーがあり、人気の水作のエアーポンプです。エアーの吐出量をダイアルで調整出来きます。
最大吐出量:2,500cc/分

「GEX サイレントフォース 2000S」の性能を比較しやすいように、静音性に優れた「水作 水心 SSPP-3S」の性能も一緒に表記してみました。特に目に付く部分として、本体サイズが大きく違います。

吐出量に関しては、「SSPP-3S」の方が最大時2.5L/分(最大時)に対して、「2000S」が2.0L/分となっているので吐出量なら「SSPP-3S」の方が優れています。ただし、消費電力が約1W程違うので1カ月使用して、「2000S」の方が約20円程安く付く計算になります。

「SSPP-3S」の方は、エアーポンプ本体側で吐出量の調整が出来るのに対して、「2000S」の方は固定となっているので吐出量の調整がしたい場合は、別途エアー量調整器具などをエアーホースに付ける必要があります。

本体サイズと吐出口について

GEX サイレントフォース 2000Sと水心SSPP-3Sのサイズの違い

本体サイズの比較がしやすいように、「2000S」と「SSPP-3S」を並べてみました。明らかに「2000S」の方が円柱形になっている分、「SSPP-3S」よりはるかに大きいです。

画像には写っていませんが、コード長が「2000S」の方が0.5mと「SSPP-3S」より0.2m程短くなっているので、取り回しに苦労するかもしれません。

本体サイズと吐出口

エアーポン本体の高さに関しても1.8cm程「2000S」の方が高いので、「SSPP-3S」より高さがあります。

サイレントフォース 2000Sの吐出口アップ

特に必要としませんが、「2000S」の吐出口のアップ画像です。エアーホースがはめにくい、という事も無いです。

本体裏側

サイレントフォース2000S本体の裏側

写真は「2000S」の本体裏側ですが、ここに他のエアーポンプとの違いがあります。普通のエアーポンプの裏側には、空気を吸い込む部分が1カ所で、大きめのエアーフィルターが付いています。

この「2000S」は、両サイドに小さいエアーフィルターが2カ所付いていて、さらに本体内のダイヤフラム部分にもエアーフィルターが付いており、計3カ所のエアーフィルターが静音性を高めているみたいです。

ただし、1カ所当りの空気の吸い込み部分が他社エアーポンプと比べて小さいと言う事は、エアーフィルターが目詰まりすると一気に吐出量が落ちる可能性があります。
この部分はある程度の期間使用してみないと分からないところではあります。

吐出量と静音性の違いについて

サイレントフォース2000Sと水心SSPP-3Sの吐出量と静音性の違い

もともと、最大吐出量に0.5Lの差があるので単純比較が出来ませんが、やはり0.5L分吐出量が小さいため「2000S」のエアー量と比べて、「SSPP-3S」の方がエアー量に勢いがあります。「SSPP-3S」側の方が、水面の盛り上がり方が大きく見えます。

静音性に関しては、両者の違いは余り感じない程度です。若干、「2000S」と比べて「SSPP-3S」の方が小さいかなという位で、実際はエアーが弾ける音の方がうるさい位です。

振動音について

サイレントフォース2000Sの振動音について

多分これがこのエアーポンプの最大の特長で、振動をほとんど感じません。通常、画像のように電源コードやエアーホースなどがエアーポンプ本体に触れてしまうと、結構な振動を受けてそれが騒音の原因になったりします。

しかし、この「2000S」の場合は、電源コードが触れても振動する事も無く、また、接続してあるエアーホースにも本体の振動が伝わっていないので、悩みの種になる余計な音問題はクリア出来ると思います。

特に、電源コードや配線などがゴチャゴチャしてしまう場所にエアーポンプを置きたい場合に、この「2000S」の低振動である特長が生かされると思います。

これは、静音と言われる「水作 水心 SSPP-3S」でも、全く勝負にならない点でした。

最大のデメリット

サイレントフォース2000Sのデメリット

「サイレントフォース 2000S」の最大のデメリットは、やはり本体サイズが大きいというところでしょうか。敢えて並べてみましたが、パッと見はスマートスピーカーに見えますw

隣に並んでいるAmazon Echo Spotと同じくらいのサイズ感で、左に並んでいる家電コントローラーがはるかに小さく見えます。ちなみに、家電コントローラーは以前記事にしているので、気になった方はどうぞ。(特に夏場に活躍しますよ)

水槽周りの電源コードの取り回しでゴチャゴチャさせてしまっている自分のような方は、電源コードが触れても異音がほとんどしないので、このエアーポンプ「サイレントフォース 2000S」を使用する価値はとてもあると思います。

まとめ

ジェックス
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幅60cm以下・水深40cm以下の水槽淡水・海水両用
低振動(GEX従来比70%)・静音かつハイパワーを両立したエアーポンプです。

GEXから新発売になった60cm水槽用エアーポンプの「サイレントフォース 2000S」。「低振動・静音・ハイパワー」の謳い文句だけでは無く、パッと見がエアーポンプに見えないフォルムも面白いです。

「水作のエアーポンプ水心 SSPP-3S」とも比較してみましたが、静音性は余り違いが無く、それ以上に低振動の部分でまったく比較にならない程「サイレントフォース 2000S」の方が優れていました

ただし、本体サイズが大きいので置き場に困らなく、そして、水槽周りの電源コードなどがゴチャゴチャしがちな方には、非常にオススメできる60cm水槽用のエアーポンプです。

最終更新日:2022/03/17

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