化粧砂とソイルを敷き分けた水草レイアウトをした直後はいいのですが、時間が経ってくると化粧砂の部分に、だんだんとソイルがこぼれ落ちていきそれを放置していると見た目も悪くなります。
また、ちまちまピンセットで化粧砂の上にこぼれたソイルを取って、水草レイアウトの景観維持していくのも面倒です。
今回は、化粧砂の部分に落ちたソイルを取り出す方法です。
なんて事ありません。みなさんよくやっている方法だと思います。
プロホースを準備
水槽サイズや砂利の種類にあわせて排水のスピードを調節することも可能です。
プロホースを準備して、ホースの部分を外します。
普通のホースでも出来るのですが、吸い込み量を上手く調整するのが難しいので、自分はいつもプロホースのまさにホース部分を使っています。
先端部分を水槽に入れる
プロホースのホースのみを使いサイフォンの原理を利用して排水するので、片方を水槽内につけて反対側のホースの先端から、おもいっきり水槽水を吸い込むつもりで吸います。
ここで、大体水槽の水を飲みますw
吸出し量調整
写真のピントがずれて見難いですが、プロホースについている排水量を調整する部分を、排水量が最大になるようにしときます。
もちろん、これをしないとホースの途中で、吸い出そうとするソイルが詰まってしまいますので。
ソイルにホースを近づける
こんな感じで、ソイルに近づけてどんどん吸い出していきます。
上手くホースを折り曲げて吸出しを止めたり、放して吸い出したりしながらソイルを吸い出していきます。
多少、ソイルと一緒に底床に敷いた化粧砂(田砂)が、吸い出されていきますが気にせずにいきましょう。
ソイルを吸い出したバケツの中
水槽内からソイルを吸い出した後のバケツの中です。
結構面倒くさかったので、田砂を吸い出すのも気にせず、どんどソイルを吸い出してみました。
もうちょっと慎重にすれば、ここまで田砂が吸い出される事は無いでしょう。
また、底床に敷いた化粧砂が田砂と比べて、比重の軽いボトムサンドとかだと、そこそこ一緒に吸い出されてしまうかもしれません。
ホースの排出側にたまにソイルが詰まってしまう場合がありますが、その際は割り箸等で突いてあげると詰まりが取れて再度排水され始めます。
ちなみに、排水側にソイルより目の細かいザルなどを置いておくと、一緒に吸い出された化粧砂とソイルを選り分ける事が出来ます。
まとめ
化粧砂とソイルを敷き分けている水草レイアウトだと、化粧砂の部分にソイルがこぼれてくると目立ってしかたがないです。
定期的に化粧砂の上に落ちたソイルを、上手くこの方法で吸い出して水草水槽の景観維持してみて下さい。
水換えで使う事の多いプロホースを利用した、ソイル吸出し方法でした。
ちなみに、ソイルのサイズがパウダーやノーマルサイズ位までしか、上手くソイルを吸い出し出来ないと思います。
最終更新日:2023/06/09
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