こんばんは、ブラックコーヒー(@blackcoffee55)です。
前回、後景水草として植えているグリーンロタラをトリミングし差し戻しを行いました。
それから約1週間程経ちましたが、外部フィルターの排水量が少なくなってきており、また、レイアウト素材の石に黒髭コケが付き出したので今回、それらに対処するために外部フィルターのメンテナンスを行いました。
自分の中での外部フィルターのメンテナンスをするタイミングは、黒髭コケが水槽内に発生しだした時となっています。
そんな、外部フィルターをメンテナンスした60cm水槽 31日目です。
水草水槽のコケ発生具合
レイアウト素材の石に、緑藻や黒髭コケが付着しだしました。
この水槽をリセット立ち上げする時には、外部フィルターのメンテナンスをせずにそのまま流用して立ち上げたので、立ち上げ後1ヵ月程度位で、黒髭コケが発生する可能性が高いと読んでいたので想定内でしたが。
ただ、少しでも黒髭コケが発生したら、外部フィルターをメンテナンスして蓄積したリン酸を排出する予定でした。
また、排水の水流がかなり弱まっていたので、給排水ホースなども今回一緒にメンテナンスしました。
外部フィルターのメンテナンス
給排水のリリィパイプの掃除
外部フィルターの吸水・排水用のリリィパイプをホースから取り外し、水を張ったバケツに衣類漂白用のブリーチをキャップ10杯分程入れて、しばらく漬け置きしました。
リリィパイプをホースから取り外す時は、最新の注意を払って取り外す必要があります。
力加減を間違うと、ガラス製品なのでパリンと割れてしまう可能性があるからです。
リリィパイプを漬け置きしている間に、外部フィルターのホース類を掃除していきます。
吸排水ホースの掃除
外部フィルターに接続しているホース内が、相当汚れていました。
流石に、これだけ汚れてくると排水量にも影響してきます。
ホースクリーナーを差し込んで、ホース内の汚れを排出していきます。
外部フィルターのホースは、結構長いのでホース内を掃除するさいは、このホースクリーナーを使って掃除しています。
ホース内にホースクリーナーを差し込んでいくと、簡単にホース内の汚れが取れて結構気持ちいいです。
また、このホースクリーナーは1.5mの長さがあり、ホースの両端からホースクリーナーを2・3回抜き差しするだけで、ホース内はピカピカになります。
ホース内に溜まった汚れを洗い流すために、水道水をホース内に流すと汚れが一気に出てきます。
外部フィルターのろ材の掃除
外部フィルターのモーターヘッドカバーを外すと、ろ過層が見えますが結構汚れていました。
ちなみに、この外部フィルターはテトラ社のバリューエックスパワーフィルターVX-75です。
ろ材コンテナボックスが3つ付いているので、各ろ材コンテナを取り出しカルキ抜きした水で濯いでいきます。
ろ材に定着したバクテリアを極力減らさないように、飼育水で濯ぐようにした方がいいのかもしれませんが、自分はカルキ抜きした水で濯いでいます。
最下層のろ材とろ材コンテナを濯いで、外部フィルター内にセットしていきます。
一番最下層には、粗目のバットを敷いています。
そこから、リングろ材などを積み重ねていきます。
粗目パッドをバケツに入れただけで、付着していた汚れがバケツの中に舞いました。
その後、粗目パッドの目詰まりを解消するために、軽く揉みながら濯いでいきます。
リングろ材等は、前後左右に揺すりながら濯いでいきます。
全てのろ材を濯いだら、透明だったバケツの中の水は、真っ黒な状態で底が見えない位汚れていました。
吸水パイプにリリィパイプを使っているので、外部フィルター内に水草の破片等も溜まっていました。
そして、今回この外部フィルター内にリン酸を吸着するための「エーハイム リン酸除去剤」を仕込んでおきます。
ろ材ネットにリン酸除去剤を入れて、ろ過層の最上部に仕込みます。
リン酸除去剤に付属のネットは目があまりにも細かいので、多少通水性がありそうな別のろ材ネットに入れて仕込みました。
後は、外部フィルターのヘッドカバーをセットして、掃除したホースを繋ぎ直します。
リリィパイプをセットして呼び水をして、外部フィルターの電源を入れて、外部フィルターのメンテナンスは完了です。
外部フィルターのメンテナンス後
外部フィルターをメンテナンスしたら、排水パイプから出てくる水量が元に戻りました。
外部フィルターのホース内やろ材の汚れ等で、相当水量が落ちていたのがわかる位でした。
今回、外部フィルターをメンテナンスしたので、水換えは同時に出来ないので後日行う予定。
60cm水槽データ
立ち上げ日 | 2016/04/17 |
水槽サイズ | ADA キューブガーデン サイズ 60cm×30cm×36cm 約64L |
照明 | アクシーキュート 600 KOTOBUKI フラットLED 600 点灯時間 16:00~23:00(7時間) |
フィルター | 外部フィルター テトラ バリューエックスパワーフィルター VX-75 ろ材 付属 テトラ バイオグラスリング パワーハウス ソフトタイプ 1L エーハイム リン酸除去剤 |
CO2 | アクアギーク バジルCO2直添で2秒1滴添加 |
水温 | 25℃ |
水質 | 照明点灯前pH6.9 消灯直前pH6.3 KH 1.5dH GH 1.5dH |
底床 | 焼軽石砂 大粒 6Kg 水草一番サンド 5Kg程度 プラチナソイル スーパーパウダー 4Kg程度 |
石 | 陽火石 5Kg |
生体 | グリーンネオン・テトラ6匹 ディープレッド・ホタルテトラ12匹 オトシンクルス1匹 ヤマトヌマエビ5匹 |
水草 | 前景 ニューラージパールグラス 後景 グリーンロタラ マツモ |
水換え | 立ち上げ後、2日に1回1/3換水 1週間後、3日に1回1/3換水に変更 |
5/10 グリーンロタラをトリミング差し戻し
5/18 外部フィルターメンテナンス・リン酸除去剤投入
まとめ
レイアウト素材の石に黒髭コケが発生し、また、排水量が落ちてきていたため、今回、外部フィルターのメンテナンスを行いました。
緑藻がレイアウト素材の石やニューラージパールグラスに付着しだしたので、色々対処していかないといけなくなりそうです。
1週間後には、後景のロタラを再度トリミングする予定です。
それではノシ
コメント
綺麗な水槽ですね( *´艸`)
リン酸の増加が黒髭コケを発生させる原因なんですか?(初歩的ですみません・・・)
黒髭コケって石についた場合は取り出して洗うんですか??
>珈琲マンさんへ
こんにちは。
アップで写真を撮ったら、コケが沢山生えててとても綺麗な水槽に見えませんw
>リン酸の増加が黒髭コケを発生させる原因なんですか?(初歩的ですみません・・・)
黒髭コケは紅藻類になるので、成長する栄養素としてリン酸を必要としています。
水槽内にリン酸が過剰に増えてくると、黒髭コケの成長が著しくなってきます。
水草の生長にもリン酸は必要となってきますが、その必要とする割合はチッソ・リン・カリウムの三大栄養素の中でも一番要求量が低い栄養素だと考えられます。
リン酸は堆積しやすいため、水換えでは水槽外に排出しがたく水槽内に残りやすくなってきます。
リン酸が溜まりやすい場所は、底床内やフィルター内になってきます。
底床がソイルだった場合は、掃除等で吸い出す事が難しいので、もう一つの溜まりやすい場所のフィルターのメンテナンスでリン酸を水槽から排出する必要があります。
詳しくは下記記事に書いているので参考にどうぞ。
黒髭コケ(紅藻類)の発生原因と対策・対処・除去方法!
>黒髭コケって石についた場合は取り出して洗うんですか??
水槽から取り出す事が難しい石などの場合は、スポイト等で直接黒髭コケに木酢液を吹き掛けると赤や白に変色します。
その変色した黒髭コケなら、ヤマトヌマエビやミナミヌマエビ等のエビ類が好んで食べてくれます。
ただし、木酢液は酸性なので水槽内に入れ過ぎると水槽の水質が急激に変化するので、木酢液を吹き掛けたら水換えを同時にするようにしています。
こんなにも詳しくありがとうございます(((o(*゚▽゚*)o)))
黒髭でた時は木酢液をぜひやりたいと思いますd(≧▽≦*d)
こんにちは。
外部フィルターの掃除についてネットで色々見ていましたら、このページに来ました。
そこで、ちょっと書きたくなり投稿致します。
私は69歳のジジイです。12年前に築88年の家を建替えましたが、それまでは長く
シルバーアロワナ・ディスカス・テトラ類・水草など35年以上6つの水槽でやってきま
したが、建替え時に妻子から光熱費削減の為に金魚水槽×1つだけと言われ、玄関横に置く
スペースに幅77cm×高さ43cm×奥行き33cmのアクリルのオーダーメイド水槽で
金魚飼育をやってきました。ろ過装置は35年前から使用している愛機で外部フィルターの
エーハイム2228(水量 約1000L/h)で厚手の粗目スポンジ×各3コンテナ通して、
生物ろ材は使用せず、その水を上部のレイシー風(オーダーメイド型シャワーパイプ式)の
上部フィルターに連結しています。上部ろ材は、上から白ウールマット→グリーンマット→
ブラウンマットを通し、セラミックリングろ材層を通ってオーバーフローして水槽に戻すと
いうやり方です。各マットの間に薄手の鉢底ネットを入れて、水を広く分散させています。
又、上部フィルターの底部から酸素を送り好気バクテリア達の為にエアー曝気をしています。
フィルターの掃除は12月に1年に1度で、外部フィルターの中の粗目スポンジ×3を飼育水
で7分洗いし、上部フィルターの白ウールマットは新しく交換し、グリーンマットとブラウン
マットは7分洗いしますが、セラミックリングろ材は洗浄しません。水槽の水替えは1~2
週間に1度で約半分を交換し、その時に給水口のストレーナースポンジを洗います。
12年間もセラミックリングろ材を洗浄したことないというのは、上部で使用している各3つ
のろ過マット(特にグリーン・ブラウン)の汚れ具合を見れば洗浄の必要が全くないからです。
こんなやり方で12年間やってきましたが、年中ピカピカの水槽&年中キレた水の水槽です。
ネットでもYouTube等でも、ろ過装置とろ材洗浄について色々と動画投稿されていますが、
その殆どが【今日は3ヶ月振りのフィルター掃除です→→→→ワッ!こんなにドロドロに!】
っていう動画投稿が殆どですね。私が1年に1度フィルターの掃除をするのは、水槽の水の
状態が悪いからでもなく、コケ対策でもなくて1年1度の定期的義務(笑)としてしています。
それでネットやYouTubeを見て何か変な違和感を感じてしまい、このたび僭越ながら思わず
投稿(書き込み)致しました。
ちなみに、外部フィルターのエーハイムPro 2228は、35年間に交換したパーツと言えば
モーターヘッド用Oリングを3回交換しただけで、1年1度の洗浄時に各Oリングにワセリン
を塗る位でしたが、水量や静音性は新品時のままで、本当に『”超”長寿命な外部フィルター』
です。でも機械ですからいずれ故障するとは思いますが、もう本体は勿論ですが各パーツも
既に廃盤になっていますから、いずれ新しいタイプのものと交換する日も近いと思いますが、
35年間使用してきたエーハイムProを変えるとなると69歳の私にとっては、人生で最後の
フィルターになるでしょう♪